メチルレッド

精選版 日本国語大辞典 「メチルレッド」の意味・読み・例文・類語

メチル‐レッド

〘名〙 (methyl red) 赤~紫色結晶化学式は C15H15N3O2 酸塩基指示薬一つ酸性側で赤、塩基性側で黄色。変色域は pH4.4~6.2 塩素酸化をうけ無色になるため、塩素検出にも用いられる。MR と略記される。

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デジタル大辞泉 「メチルレッド」の意味・読み・例文・類語

メチルレッド(〈ドイツ〉Methylred)

酸塩基指示薬の一。暗紫色の結晶。酸性溶液中で赤色アルカリ性溶液中で黄色を呈する。

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百科事典マイペディア 「メチルレッド」の意味・わかりやすい解説

メチルレッド

アゾ染料一種。暗紫色の結晶。水に難溶,アルコールに可溶。酸塩基指示薬の一つとして重要。酸性で紫紅色,塩基性および中性で淡黄色を示す(変色域はpH4.4〜6.2)。

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