メチルアルコール中毒(読み)めちるあるこーるちゅうどく

世界大百科事典(旧版)内のメチルアルコール中毒の言及

【アルコール中毒】より


[アルコール中毒の治療]
 急性アルコール中毒で治療を要する場合は,若年者の一時的大量飲酒,小児の誤飲など,また,まれにアルコール依存症者の大量飲酒時であるが,いずれも血中アルコール濃度を下げる対症療法と心臓保護療法を行う。メチルアルコール中毒もこれに準ずる。病的酩酊などでは,入院保護を要することもある。…

【メチルアルコール】より

…(1)金属との反応によるアルコラートの生成。たとえば,(2)エステル化反応(3)エーテル化反応(4)一酸化炭素との反応 メチルアルコールを飲用すると急性中毒(メチルアルコール中毒)を起こし,酩酊,腹痛,視力障害などの症状が出,多量の場合は昏睡におちいり,死亡する。致死量は30~100gとされるが,7~8gでも重篤な症状を起こすことがある。…

※「メチルアルコール中毒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」