デジタル大辞泉
「メソポタミア文明」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典
「メソポタミア文明」の意味・読み・例文・類語
メソポタミア‐ぶんめい【メソポタミア文明】
〘名〙 チグリス、ユーフラテス両河地帯で発達した古代文明。紀元前五〇〇〇年以降土器、日乾れんがが用いられ、紀元前四〇〇〇年頃からシュメールによる都市国家を中心に
灌漑農業、
楔形文字などが発達し、紀元前三〇〇〇年初期王朝時代にはいり、
ニン=フルサクの
神殿、
ウルの墓などの
遺構を残した。これらには青銅製の鷲・牛などの像、神殿の壁の
レリーフ、
モザイク、多数の
石像、ウル発掘の金細工、
円筒印章の精巧な模様などのほかハープ状の楽器も発見された。これらはセム人によるアッカド王朝時代に引き継がれた。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例