ムニオング岩(読み)ムニオングがん(英語表記)muniongite

岩石学辞典 「ムニオング岩」の解説

ムニオング岩

ネフェリンに富むチングア岩で,斑晶のネフェリン(約36%)が,石基は玻璃基流晶質でアルカリ長石(約44%),エジリンオージャイト(20%)とガラスからなる岩石[David, et al. : 1901].オーストラリア,ニュー・サウス・ウェールズ(New South Wales)州のムニオング(Muniong)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

サルノコシカケ

サルノコシカケ科やその近縁のキノコの総称。日本では4科約40属300種が知られ,ブナ林に日本特産種が多い。樹木の幹につき,半円形,木質で厚く堅く,上面には同心円紋があるものが多い。下面には無数の穴があ...

サルノコシカケの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android