ムスロス,M.(読み)むすろす

世界大百科事典内のムスロス,M.の言及

【ラスカリス】より

…またメディチ家の代理人としてトルコ支配下の旧帝国領を巡り,ギリシア古典の古写本を買い集めた。彼のギリシア古写本収集作業は,同輩ムスロスMarkos Mousouros(1470ころ‐1517)の業績と併せて,ローマ古典の古写本発掘にポッジョ・ブラッチョリーニが果たした役割と比較される。1494年メディチ家の支配体制が崩壊するとフランスの庇護を求め,フランス訪問の後,1503年から5年間はフランス大使としてベネチアに住み,マヌティウスの〈ネアカデミア〉の中枢となって活躍した。…

※「ムスロス,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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