ムスナド文書(読み)むすなどもんじょ

世界大百科事典(旧版)内のムスナド文書の言及

【アラビア語】より

…【松田 伊作】
[文化史]
 南アラビア語はすでに死語となっているが,古代において,アラビア半島南部のサバ,ミナ,ヒムヤルなどの王国の言語であった。多くの碑文がヒムヤル・ペンで書かれた粘土板(ムスナド文書)として残されているが,大部分は祈願文で紀元前から6世紀ころのものである。これらの文書は南アラビアが古くから高度の文化をもち,経済的にも栄え,インドなどとの通商をしていたことをうかがわせる。…

※「ムスナド文書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android