ミランダ(Francisco Sá de Miranda、ポルトガルの詩人)(読み)みらんだ(英語表記)Francisco Sá de Miranda

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ミランダ(Francisco Sá de Miranda、ポルトガルの詩人)
みらんだ
Francisco Sá de Miranda
(1481?―1558)

ポルトガル詩人スペインイタリアに遊学し、ルネサンス先覚者としてポルトガル詩壇に大きな影響を及ぼした。ソネット(14行詩)、三行詩、八行詩などイタリアの新しい詩型を故国に紹介し、『詩集』(1595)のほか散文による二編の古典喜劇『異邦人』(1559)、『ビリャルパンド家の人々』(1560)を書いた。

[濱口乃二雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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