ミラクリン

デジタル大辞泉 「ミラクリン」の意味・読み・例文・類語

ミラクリン(miraculin)

糖たんぱく質一種ミラクルフルーツなどに含まれる。味覚器官作用し、一時的に酸味苦味甘味に感じさせる味覚修飾物質の一として知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「ミラクリン」の解説

ミラクリン
ミラクリン
miraculin

ミラクルフルーツ(西アフリカ原産の植物Synsepalum dulcificumがつける赤い2 cm 程度の実)に含まれる糖タンパク質で,アミノ酸残基191個からなる.味覚をくるわせ,酸味を甘味と感じるようになる.ミラクリンをなめた後ではレモンオレンジ区別がしにくくなる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「ミラクリン」の解説

ミラクリン

 ミラクルフルーツなどに含まれる糖タンパク質で,酸味を甘味に変える作用がある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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