ミチオシエ(読み)みちおしえ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミチオシエ」の意味・わかりやすい解説

ミチオシエ
みちおしえ / 路教

昆虫綱甲虫目ハンミョウ科のハンミョウとその類似種に対する俗称。これらの昆虫は、道路上にいて人が歩いていくと飛び立ち、人の歩く方向へ低く飛んで地面に降りることを繰り返すので、この名がある。

[中根猛彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミチオシエ」の意味・わかりやすい解説

ミチオシエ

ハンミョウ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のミチオシエの言及

【ハンミョウ(斑猫)】より

…5~8月ころに多く出現し,昆虫などの小動物を求めて地表近くを飛び,着地しては大きな複眼であたりをうかがう。また人が近づくと前へ前へと飛ぶ習性があり,ミチオシエ(道教え)と呼ばれる。初夏のころ地面に産卵管で穴をあけて1卵ずつ産みつける。…

※「ミチオシエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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