ミシェル ミニグ(英語表記)Michel Minning

現代外国人名録2016 「ミシェル ミニグ」の解説

ミシェル ミニグ
Michel Minning

職業・肩書
人道支援活動家 元赤十字国際委員会(ICRC)南米駐在代表,元赤十字国際委員会(ICRC)ペルー駐在代表

国籍
スイス

生年月日
1952年

出生地
ジュネーブ

経歴
赤十字国際委員会(ICRC,本部・ジュネーブ)のニカラグアボスニア・ヘルツェゴビナアゼルバイジャンでの勤務を終え、1996年ペルー駐在代表に就任。同年12月日本大使公邸人質事件で人質になったが、事件発生2日目に政府とゲリラ側を結ぶ正式な仲介役となり、事件解決に奔走。’97年4月22日特殊部隊の強行突入により人質は全員解放され、ゲリラは全員射殺された。同年8月離任。2002年10月にはロシア赤十字事務所長としてチェチェン独立派の武装集団によるモスクワ劇場占拠事件の際にも仲介役となった。2003年よりブラジルアルゼンチンチリなど南米5ケ国の駐在代表を務める。2010年ICRCを退職。25年間の在職中、人道支援の現場一筋に休む暇もなく紛争地を巡った。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android