世界大百科事典(旧版)内のマーチャント・ステープラーズの言及
【ステープル】より
…また品質の統制や,貿易をめぐる外交手段としても有用であった。なおかかる指定市場にもとづき,その商品流通を担った特権的・独占的商人をステープル商人(マーチャント・ステープラーズ)という。13世紀末エドワード1世によって初めて設定され,ヨーロッパ大陸ではドルトレヒト,やがてアントワープ,ブリュージュ,カレーが,国内ではボストン,ブリストル,ハル,ロンドン,サウサンプトン等々がステープルに指定されている。…
※「マーチャント・ステープラーズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」