マンムト(読み)まんむと

世界大百科事典(旧版)内のマンムトの言及

【長鼻類】より

…後の2属では下のきばがシャベル状に変形している。中新世~更新世に広く分布したマンムト科(マンムトまたはアメリカマストドンMammut,ジゴロフォドンZygolophodon)は前科に似てしばしば同科とされるが臼歯の乳頭状突起が横列を形成する。中新世に現れたゾウ科(ステゴドンStegodon,マンモスMammuthus,現生のゾウ)は下のきばを欠き,臼歯の歯冠部が高く,咬面に多数の横畝があり,草その他の硬い植物を食べるのに適する。…

【マストドン】より

…マンムト科に属する絶滅した長鼻類でゾウ型の哺乳類。マンムト科には中新世から更新世初期にユーラシア大陸に分布したジゴロフォドンZygolophodonと,鮮新世から現世にかけて北アメリカ大陸で繁栄したマンムトMammut(マストドンMastodon)の2属がおもなものとしてある。…

※「マンムト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」