マレー型親族名称(読み)まれーがたしんぞくめいしょう

世界大百科事典(旧版)内のマレー型親族名称の言及

【親族名称】より

…親族名称を初めて体系的に研究し,婚姻,技術,経済,政治制度などと関連づけて,壮大な人類文化史の再構成を試みたのはL.H.モーガンである。《人類家族の血縁と婚姻の諸体系》(1871)のなかでモーガンは親族名称を類別的親族名称classificatory kinship term(いくつかの親族的範疇が一つの名称でくくられた形式)と記述的親族名称descriptive kinship term(個々の親族的範疇がそれぞれ固有の名称で指示される形式)に区別し,前者にマレー型親族名称とトラニア・ガノワニア型親族名称を,後者にアーリア・セム型親族名称を分類した。そして親族名称はマレー型からアーリア・セム型の方向へと進化するという。…

※「マレー型親族名称」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android