旺文社世界史事典 三訂版 「マリ=アントワネット」の解説
マリ=アントワネット
Marie Antoinette
フランス王ルイ16世の妃
マリア=テレジアの娘。ハプスブルク家とブルボン朝を結ぶ政略でルイ16世と結婚。派手な生活を送って国費を浪費し,国民の反感を買った。1789年にフランス革命が起こると,オーストリアと連絡して革命を阻止しようとする反革命の中心とみなされ,ヴァレンヌ逃亡事件を企てて,その立場はいっそう不利になった。1792年8月10日事件で王とともに捕らえられ,翌年処刑された。
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