マチルダの丘(読み)マチルダノオカ

デジタル大辞泉 「マチルダの丘」の意味・読み・例文・類語

マチルダ‐の‐おか〔‐をか〕【マチルダの丘】

Mathildenhöhe》ドイツ中部、ヘッセン州の都市ダルムシュタットにある芸術家村。19世紀末から20世紀にかけて、ヘッセン‐ダルムシュタット大公エルンスト=ルートウィヒが国内各地から芸術家を集めてつくった。オーストリアの建築家ヨーゼフ=オルブリッヒが設計した結婚記念塔など、ユーゲントシュティールの建造物群が残っている。2021年に「ダルムシュタットのマチルダの丘」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。マティルデの丘。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android