マスバテ[島](読み)マスバテ

百科事典マイペディア 「マスバテ[島]」の意味・わかりやすい解説

マスバテ[島]【マスバテ】

フィリピン諸島中央部のビサヤ諸島北部に位置する島。ルソン島のビコール半島と相対する。丘陵性の地形で,海岸平地ではココヤシ,米,トウモロコシの栽培奥地では牧牛が行われる。ルソン島の開拓前線と考えられ,入植者が多い。かつて良質の木材を産したが,スペイン時代の乱伐のため,今では島の7割が草原となっている。中心都市は東海岸中部のマスバテで,空港がある。3269km2。58万5000人(1980)。
→関連項目フィリピン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android