マスウード(読み)ますうーど

世界大百科事典(旧版)内のマスウードの言及

【ガズナ朝】より

…公用語は主としてペルシア語で,多数のペルシア詩人が宮廷に出入りしたが,インド遠征に同行して記録を残したビールーニーのように,アラビア語で著作を行う学者もあった。第5代のマスウードMas‘ūd(在位1030‐41)時代には,セルジューク朝によってホラズム,ホラーサーンを失い,12世紀にはセルジュークのサンジャルに服属して貢納を行うようになった。同世紀の中ごろにはゴール朝にガズナを奪われ,最後はラホールで滅亡した。…

※「マスウード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」