日本大百科全書(ニッポニカ) の解説
マクミラン(Sir Kenneth MacMillan)
まくみらん
Sir Kenneth MacMillan
(1929―1992)
イギリスのバレエ振付者。スコットランドのダンファームリンに生まれる。サドラーズ・ウェルズ・バレエ学校を卒業してダンサーとして活躍、やがて振付者に転じた。1965年ロイヤル・バレエ団の座付振付師、66年旧西ドイツのベルリン・オペラ・バレエ団の芸術監督となった。70~77年ロイヤル・バレエ団のディレクターを務め、その後首席振付師の地位にあった。代表作に『大地の歌』『マノン』『うたかたの恋』『影の谷』『妖精(ようせい)の接吻(せっぷん)』など。重厚な長編バレエが多い。
[市川 雅]