マイダン(読み)まいだん

世界大百科事典(旧版)内のマイダンの言及

【カルカッタ】より

…イギリス東インド会社のチャーノックJ.Charnockがここに最初にやって来たのは,1686年であった。フグリ川東岸にそう自然堤防上の現在のカルカッタの地には,当時,北からスターヌティSutānuti(現在のハウラー橋北方),カーリーカタKālīkata(現在のダルフージ広場周辺で現地名の語源),ゴービンドプルGovindpur(現在のマイダンMaidan南部)の3農村集落があるのみであった。 フグリ川は16世紀までのガンガー川本流で,同川ぞいにヒンドゥー教聖地が立地していた。…

【カルナータカ[州]】より

…急崖をなす西斜面と頂上部は熱帯性樹木で覆われ,チークなどの有用材のほか,コーヒー(インド最大),ゴム,コショウなどのプランテーション農業が営まれる。デカン高原上はマイダン(〈広闊な地〉の意)とよばれ,高度600~900mの波浪状高原が,所々に花コウ岩の巨岩からなる島状丘を屹立させて広がる。降水量も600~900mmで半乾燥地帯となる。…

※「マイダン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」