マイケル バー・ゾウハー(英語表記)Michael Bar-Zohar

現代外国人名録2016 の解説

マイケル バー・ゾウハー
Michael Bar-Zohar

職業・肩書
作家

国籍
イスラエル

生年月日
1938年

出生地
ブルガリア

学歴
ヘブライ大学卒

学位
博士号(パリ大学)

勲章褒章
レジオン・ド・ヌール勲章

経歴
ファシストの迫害を生き延びたあと、イスラエルで成長する。エルサレムのヘブライ大学卒業後、パリ大学で博士号を取得。1960〜64年イスラエルの新聞社のパリ特派員として活躍。’67年アラブとの六日戦争でモシェ・ダヤン国防相の報道書記官を務め、’73年の第4次中東戦争ではイスラエル陸軍の空挺隊員として実戦に参加する。’70年以降は、ハイファ大学で政治学の講義をする傍ら作家活動を続ける。また、イスラエル国会の議員を務める。処女作は「La Troisiéme Vérité」(’73年)で原文はフランス語。以後冒険・スパイ小説を次々に発表。邦訳書に「二度死んだスパイ」「エニグマ奇襲指令」「真冬に来たスパイ」「悪魔のスパイ」「影の兄弟」「パンドラ抹殺文書」「ベルリン・コンスピラシー」など。そのほか、ベン・グリオン元イスラエル首相の伝記ナチスに関する「ダッハウから来たスパイ」、「モサド通史 モサド・ファイル」などのノンフィクションがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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