ポロス王(読み)ぽろすおう

世界大百科事典(旧版)内のポロス王の言及

【アレクサンドロス[大王]】より

…マケドニア王国の王。在位,前336‐前323年。アレクサンドロス3世とも呼ばれる。アルゲアス王家のフィリッポス2世と西隣モロシア王家出身の妃オリュンピアスとの間に生まれ,前336年即位,2年後東方遠征の途につき,アケメネス朝ペルシア帝国を滅ぼして中央アジア,インド北西部にいたる広大な世界帝国を実現したが,その活動は内治・外征の両面で未完のまま,前323年32歳でバビロンに病没した。彼の東征と大帝国の建設を機として,東西に活発な文物交流の場がひらかれ,豊かな世界文化の時代――〈ヘレニズム〉時代がはじまった。…

※「ポロス王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android