精選版 日本国語大辞典
「ポルトープランス」の意味・読み・例文・類語
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デジタル大辞泉
「ポルトープランス」の意味・読み・例文・類語
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ポルトー・プランス
Port-au-Prince
西インド諸島にあるハイチ共和国の首都。同国の南部に位置する最大の都市で,都市域人口は198万(2003)。1749年にフランス人によって建設され,当初ロスピタルと呼ばれた。1811年ポルトー・プランスに改称。1804年ハイチの独立とともに首都となった。市の中央に独立の英雄デサリーヌの像がある。外国貿易の60%を取り扱う主要貿易港で,20世紀初頭に建設された大鉄傘の〈鉄の市場〉は観光の名所。
執筆者:神代 修
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「ポルトープランス」の意味・わかりやすい解説
ポルトープランス
ハイチの首都。イスパニオラ島南西岸の天然の良港を有する。1954年に15万だった人口が,農村からの流入で膨張したため,南北に立ちふさがる山の斜面に町が拡大している。港のそばに創設200年を記念して建設された地区とシャン・ド・マルス公園の近くに主要な建造物がある。大鉄傘の〈鉄の市場〉が有名。1749年フランス人が創設,1804年独立以降ハイチの首都。87万5978人(2009)。
→関連項目ゴナイブ
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ポルトープランス
Port-au-Prince
西インド諸島中部,ハイチの首都。同国南部,カリブ海のゴナブ湾の湾奥に位置する港湾都市。 1749年フランス人が建設。しばしば地震や火災の被害を受けたが,1770年カパイシアンに代わってフランス植民地サンドマングの首都となり,繁栄。港は前面をゴナブ島に守られた天然の良港で,ハイチの主要港として発展。商工業中心地で,繊維,綿実油,製粉,製糖などの工業が市内外に立地する。市内には政庁舎,独立戦争の英雄 J. J.デサリーヌの彫像,鉄の市場,ノートルダム大聖堂などの建築物があり,教育・文化中心地としてハイチ国立大学,国立図書館,国立博物館などが置かれている。近郊に国際空港がある。人口 87万5978(2009)。
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