ポルトフェライオ(読み)ぽるとふぇらいお

世界大百科事典(旧版)内のポルトフェライオの言及

【エルバ[島]】より

…温暖で,ブドウ,かんきつ類,オリーブの栽培,漁業のほか,近年は観光開発が著しい。南東部に産する鉄鉱石は,すでに古代からエトルリア人によって採掘が始められたもので,今日の産出量はイタリア全体の90%にのぼり,北岸にある中心都市ポルトフェライオで精製されるか,本土の製鉄所に送られる。エトルリア人,次いでローマ人が征服したこの島は,中世にはピサ,ジェノバに相次いで領有され,さらにスペイン,トスカナ大公国,ナポリ王国等,周辺の強国が支配を争った。…

※「ポルトフェライオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」