ポラネー(読み)ぽらねー

世界大百科事典(旧版)内のポラネーの言及

【チベット】より

…清朝は,青海のモンゴル人がダライ・ラマ6世の転生者として擁していた幼童をかねて青海に保護していたが,これを正式に7世と認め,軍隊とともにラサに送り,ジュンガル軍を追って,20年にカンチェンネーらに政権を担当させたが,新ダライ・ラマを象徴的存在にとどめた。27年カンチェンネーが清の命令を受けて古派仏教徒を弾圧し,殺害されると,ポラネー(1689‐1747)は清に通報し,兵を起こして主謀者たちを捕らえ,清兵の到着を待って断罪した。こうして28年,清の駐蔵大臣監視のもとにポラネーの独裁政権が出発した。…

※「ポラネー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android