法則の辞典 「ポッケルス効果(光学)」の解説 ポッケルス効果【Pockels effect】 電場を加えたとき,ある種の結晶において,屈折率のテンソルが,電場の強さの一次に比例して変化する現象をいう.圧電性のある結晶に光線を照射して,これと直角方向に電場を印加すると,結晶が複屈折性を帯びて,入射光線が2本に分裂する.これをポッケルス効果という.別名を一次電気光学効果ともいう.このような結晶を用いて光の強さを電場により変調することができる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報