ポズナン大侯国(読み)ぽずなんだいこうこく

世界大百科事典(旧版)内のポズナン大侯国の言及

【ビエルコポルスカ】より

…ポーランド中西部に広がる歴史的地方名。〈大ポーランド〉の意。シロンスク,ポモジェ,マゾフシェ,マウォポルスカの各地方に囲まれる広大な平野の地方である。オーデル(オドラ)川水系のバルタ川,ノテチ川,バリチ川などが形成するビエルコポルスカ・クヤビ低地にあたり,19世紀にはポズナン大公国と同義であった。地形的には,氷河期に形成された幅広い氷食谷と氷河堆積物からなるモレーン丘が東西方向に並列するが,地表はおおむね低平な平野である。…

【ポーランド】より

…正式名称=ポーランド共和国Rzeczpospolita Polska∥Republic of Poland面積=31万2677km2人口(1996)=3873万人首都=ワルシャワWarszawa(日本との時差=-8時間)主要言語=ポーランド語(公用語)通貨=ズウォティZłoty東ヨーロッパの北部にあり,バルト海に臨む共和国。国土の面積は九州と四国を除いた日本のそれにほぼ等しい。東と西を強国に挟まれたこの国の歴史は,まさに興亡の繰り返しであったが,ポーランドの人びとはその中でコペルニクス,ミツキエビチ,ショパン,ザメンホフ,ボードゥアン・ド・クルトネ,マリー・キュリー,そして現代のワイダらに至る個性的な文化を創造してきたのであった。…

※「ポズナン大侯国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android