ポケット・ブックス(読み)ぽけっとぶっくす

世界大百科事典(旧版)内のポケット・ブックスの言及

【ペーパーバック】より

…ペンギン・ブックスは大量販売を条件に極端な廉価政策(当時のイギリスにおける平均の書籍価格の15分の1)をとって成功をおさめた。これに刺激されて2年後にはノンフィクションを主とするペリカン・ブックスPelican Booksも創刊され,39年にはアメリカのド・グラフDe Graffがポケット・ブックスPocket Booksを発刊した。ポケット・ブックスは,ドラッグストアや新聞売店で販売するなど読者層の拡大に成功し,アメリカ50年代のクオリティ・ペーパーバックquality paperbackを中心とする〈ペーパーバック革命〉の口火を切った。…

※「ポケット・ブックス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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