日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボーヌ(フランス)」の意味・わかりやすい解説 ボーヌ(フランス)ぼーぬBeaune フランス中東部、コート・ドール県の副県都。ディジョンの南南西38キロメートルにある。人口2万1923(1999)。ブルゴーニュワインの集散地。城壁に囲まれた環状都市で、1443年に建てられた施療院(オテル・ディユ)で毎年秋に行われるワインのオークションは有名。ロマネスク様式のノートル・ダム教会、ワイン博物館となっているブルゴーニュ公爵の館(やかた)などがあり、観光地ともなっている。電気、機械などの工業がある。[大嶽幸彦] 施療院(オテル・ディユ) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例