ボート競技(読み)ボートキョウギ(英語表記)rowing

翻訳|rowing

デジタル大辞泉 「ボート競技」の意味・読み・例文・類語

ボート‐きょうぎ〔‐キヤウギ〕【ボート競技】

ボートレース1

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボート競技」の意味・わかりやすい解説

ボート競技
ぼーときょうぎ
rowing

ボート(競漕艇(きょうそうてい))に乗艇した選手がオールで漕(こ)ぐことによってスピードを競うスポーツ。ボートレースboat race、レガッタregattaともいわれる。発艇線(スタートライン)に艇首を並べてスタートした後、定められた距離を漕ぎ、決勝線(フィニッシュライン)を艇首が通過した順によって順位を決める。英語のローイングrowingとは、ボートを漕ぐことをいうが、オリンピック等では正式競技名となっている。日本では、ボートというと池や湖沼でレジャーの一つとして親しまれる「お椀(わん)ボート」や、人工の動力で艇を走らせる競艇(モーターボートレースギャンブルの一つ)を思い浮かべる人も多いが、スポーツのボートとはまったく異なるものである。「お椀ボート」は固定席に座り、手でオールを動かして漕ぐようになっているが、現在、ボート競技で使用されている競漕艇は、選手が前後に滑るように設計された座席(滑席(かっせき))に座り、人体最大のパワーをもつ脚を使って、艇に固定したストレッチャー部を蹴り、身体を前後に大きく動かし、オールで水を漕ぐことで艇を進めるようになっている。

 艇速をあげるためには艇自体はもちろん、オールについても最新の科学技術が注ぎ込まれてきた。艇重量を軽量化するための素材の研究、造波抵抗・空気抵抗を軽減化するための設計、オールの反発力・強度を高めるための研究、ブレード(オール先端の水をかく平たい部分)の形状にも改良がなされてきた。艇の調整法(リギング)や漕法研究にも科学的知見が取り入れられている。

 ボート競技は、1人で漕ぐシングルスカルsingle sculls(スカルは1人で左右両舷(げん)、2本のオールを使う艇種)以外のすべての種目が複数選手によるチームスポーツで、チームワークとユニフォーミティuniformity(統一性)を完璧(かんぺき)にするため長期間の厳しいトレーニングが必要で、選手の強い意志とクルー(乗組員)への思いやり、自己鍛錬が求められる。そのボート競技の本質は、いまも変わっていない。

 ちなみに国際漕艇連盟Fédération Internationale des Sociétés d'Aviron(FISA)の競技規則に準じた日本ボート協会Japan Rowing Association(JARA)の競漕規則では、ボート競技を以下のとおり定義している。

 「オールを単純な二次元の梃子(てこ)の原理で使い、艇の進行方向に背を向けて座り、一人もしくはより多くの漕手(そうしゅ)の筋力で、水上に浮かぶ艇を推進させるスポーツ。艇の舵(かじ)を操作する舵手(だしゅ)(以下、「コックス(Cox)」という。)が乗艇する場合と乗艇しない場合がある。艇の中では、可動部分の軸を含む全ての耐荷部位は、艇本体にしっかり固定されていなければならない。ただし、シートは艇の軸に沿って動くものとする。ボートの動作を再現する、器械の上でまたはローイング・タンクにおけるボートもまた、ボートの一形態と考えられる。」(ここで「梃子の原理」は、力点―作用点―支点の並びの第2種をさす)。

[宮越茂夫・日本ボート協会広報委員会・勝尾 聡 2019年12月13日]

歴史

ボートレースの発祥は諸説あるが、8~10世紀、北欧の海辺を荒らしたバイキングたちの腕試しに起源するとされ、14世紀になりベネチアで行われたゴンドラレースをレガッタとよんだのが、今日に伝えられたといわれている。正式な記録に残る最古のレースは、1715年イギリスのダゲッツコート・エンド・バッジ競漕会Daggetes Coat and Badge Raceである。今日まで続く伝統のレースとして有名なものは、オックスフォード大学の各カレッジが毎年2月に行うトーピド・レースTorpid Raceと、ケンブリッジ大学が毎年6月に行うバンピング・レースBumping Raceである。この二つのレースは、狭い川を1艇ずつ10秒ごとにスタートし、速いクルーが先行する艇の艫(とも)に自らの舳先(へさき)をぶつけることにより、勝敗を決めるという珍しいものである。オックスフォード対ケンブリッジの対校戦もまた、ボートの歴史を物語るものの一つで、4.5マイル(約6.8キロメートル)のテムズ川コースで毎年4月中旬から6月上旬にかけて開催され、今日に至っている。1839年に始まるロイヤル・ヘンレー・レガッタRoyal Henrey Regattaは、競技規則を定め、毎年7月第1週に4日間、ロンドン郊外のテムズ川上流ヘンレーで開催され、ヨーロッパ各国、アメリカ、オーストラリアからも多くのチームが参加している。

 19世紀に入ると、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、オーストラリアで盛んになり、大学以外にも一般のクラブが多数つくられ、大いに普及した。とくにヨーロッパには水量が豊かで流れの緩やかな河川や湖沼が多く、競技環境に恵まれているので、冬季を除き各地でレガッタが催され、盛んになった。オリンピックの種目に加えられたのは、1900年、第2回パリ大会からである。

 日本におけるボートレースは、1869年(明治2)横浜に寄港中のイギリス軍艦乗組員と在留外国人クラブが4月13日、ビクトリア女王の誕生日を祝して競漕したのが最初とされている。日本人によるボートレースは、1887年6月、帝国大学(後の東京帝国大学。現、東京大学)と東京商業学校(後の東京高等商業学校。現、一橋(ひとつばし)大学)と高等師範学校(後の東京高等師範学校。東京教育大学を経て、現、筑波(つくば)大学)が、4人漕ぎ固定席艇を用いて、隅田(すみだ)川で行った学内競漕大会が始まりである。

 これをきっかけに東京の学生間には急激にボート熱が高まり、東京帝国大学、東京高等商業学校、早稲田(わせだ)大学、明治大学、東京外国語学校(現、東京外国語大学)、東京高等工業学校(現、東京工業大学)、東京高等師範学校などに続いて、慶応義塾大学拓殖大学、日本大学のほか、開成中学校(現、開成高等学校)、東京高等師範学校附属中学校(現、筑波大学附属高等学校)などでもボート部が創部された。以後、全国の中学校、高校、大学、さらに実業団へも広く普及した。まだスポーツに親しむ文化がなかった時代であったが、隅田川で行われた学生のレースは、あふれるほどの観衆が河畔、橋の上に詰めかける熱狂ぶりで、1940年代なかばまではスポーツの華ともてはやされた。

 今日のアウトリガー滑席シェル艇は1920年(大正9)に採用され、同年、ボート界の統轄団体として日本漕艇協会(1998年「日本ボート協会」に名称変更)が創立された。この年の10月に第1回関東大学高専選手権(インターカレッジ・レガッタ。現在の全日本選手権大会)が開催され、国内での普及・振興と並行して、国際交流が進められた。

 オリンピックへの参加は、1928年(昭和3)第9回アムステルダム大会が最初で、舵手つきフォアとシングルスカルの2種目に出場した。以来、敗戦国で参加が認められなかった第二次世界大戦直後の第14回ロンドン大会と、日本オリンピック委員会(JOC)の決定で不参加となった第22回モスクワ大会を除き、毎回参加している。国内での普及は、国民体育大会(国体)や全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の競技種目であるため、全国的な広がりをみせ、ボート人口は大幅に増加した。とはいえ練習やレースに適した水域が少ない地理的条件に加え、艇やオール、艇・オールを保管する艇庫などを必要とするため、底辺の広がりには制約が少なくない。

[宮越茂夫・日本ボート協会広報委員会・勝尾 聡 2019年12月13日]

漕法とトレーニング

漕手が自身のもっている力をオールに伝え、水を後ろに押して艇を推進させる。この単純な漕ぐ動作を繰り返すことがボートの基本である。いかに力強く、すばやく、むだなく、体力の消耗なく繰り返すか。単純な動作だけに、その細部にこだわってくふうが重ねられたものが漕法である。ブレードを水中に入れて水をつかむことをキャッチといい、キャッチのあと一気に水を後ろに押す、すなわちハンドルを手前に引くことが、ストロークである。ストロークを、より長く、より力強く、より速く、より平らに行うことで艇速があがる。ブレードを水から空中に出し(フィニッシュ)、次のキャッチをするためにハンドルを前に押し出す動きをフォワードという。フィニッシュまでオールを水平に引き切ることが要求される。フォワードは急速なストロークの動きと対照的に穏やかで静かな休息のモーション(動作)である。

 この緩・急、静・激の連続動作がローイングのリズムであり、長い期間の反復練習によってのみ体得されるものである。複数の漕手によって漕ぐ艇種にあっては、全員がこのリズムにのり、ユニフォーミティをもってこそ艇は滑らかに進む。それぞれの艇種、クルーの体力や経験によっても異なるが、レース中はこのリズムを1分間に35~38くらいとし、競り合うときのスパートspurtでは40~45とする戦術を用いる。この一連の動きの1分間の回数をピッチpitchまたはレートrateという。

 身体の動きは、艇の縦軸線上を外れないようリズミカルな前後運動を繰り返し、手首、腕、肩、上体、腹、足などを、オールさばきのために滑らかに動かしつつ、ストロークに全力を集中させなければならない。クルーは全員同じフォームを理想とし、両サイドのブレードワークをそろえて一致させようと努力する。これが乱れるとブレードを水にとられる者が出て、艇はバランスを失ってローリング(横揺れ)をおこし、方向が不安定となり、たちまち艇速が落ちてしまう。ボートのトレーニングは、以上のようなモーションとその繰り返しによる筋力の鍛錬と持久力の養成が大きな課題である。

[宮越茂夫・日本ボート協会広報委員会・勝尾 聡 2019年12月13日]

競技種目

国際的にボート競技を統括するFISA(本部はスイスのローザンヌ)が主催する国際レガッタのおもなものは、世界選手権、世界ジュニア選手権で、競技の世界的な普及とレベルアップを考慮して、種目の設定には意欲的な取組みがなされてきた。本来は体重別の種目設定はされていなかったが、体格に劣るアジア、アフリカ地域への普及をねらって、1970年には男子種目に軽量級を創設(シングルスカル、ダブルスカル、舵手なしフォア、舵手つきフォア、エイト)。女子種目も積極的に創設し、1974年にオリンピックに先駆けて実施されている。ただし数え年で19歳未満を対象とするジュニア・レガッタは、シニアと距離、種目ともほぼ同一であるが、軽量級種目がないため、体格面で小柄な日本選手は苦戦をしいられている。ジュニア選手に軽量級種目を設定しないのは、身体的成長期に体重制限に取り組むことが健全な成育を阻害することを考慮したためである。そのほか、アジア地域においては、アジアボート連盟Asian Rowing Federation(ARF)が、アジア競技大会ほか、東アジア競技大会、アジアボート選手権、アジアジュニアボート選手権を開催している。

 オリンピックでは大会全体の規模が拡大することへの配慮から、ボート競技の参加選手数が制限され、軽量級種目が削減されるなど競技種目が絞られている。これまで男子(M)が、シングルスカル(M1×)、ダブルスカル(M2×)、舵手なしペア(M2-)、舵手なしクォドルプル(4人漕ぎスカル、M4×)、舵手なしフォア(M4-)、エイト(M8+)および軽量級ダブルスカル(LM2×)、軽量級舵手なしフォア(LM4-)の8種目。1976年から設けられた女子(W)は、シングルスカル(W1×)、ダブルスカル(W2×)、舵手なしペア(W2-)、舵手なしクォドルプル(W4×)、エイト(W8+)および軽量級ダブルスカル(LW2×)の6種目となっていた。

 レース距離は男女とも2000メートル。舵手の体重は、男子55キログラム(以下キロと略)以上、女子50キロ以上。軽量級の体重は、男子の場合、漕手の平均体重が70キロ以下かつ漕手個人が72.5キロ以下、女子の場合、漕手の平均体重が57キロ以下かつ漕手個人が59キロ以下と定められている。

 ただ、女子競技者の増加、女性の権利拡大などの社会環境の変化によって競技種目の男女均等化、また競技者の体格向上によって軽量級選手の制限体重、舵手の制限体重の見直しが進められている。

 2020年(令和2)のオリンピック・東京大会(2021年開催)では、シングルスカル(男子・女子)、舵手なしペア(男子・女子)、ダブルスカル(男子・女子)、舵手なしフォア(男子・女子)、クォドルプルスカル(男子・女子)、エイト(男子・女子)、軽量級ダブルスカル(男子・女子)の種目が実施された。すでに軽量級種目が男女ともダブルスカルのみに変更され、軽量級種目でメダル獲得をねらう日本チームには厳しい状況となった。

 なおパラリンピックでも、2008年の北京(ペキン)大会からボート競技が正式種目となっている。レースの距離は2016年のリオ・デ・ジャネイロ大会までは1000メートルであったが、2020年の東京大会(2021年開催)からは2000メートルとなり、種目はシングルスカル(男子・女子)、ダブルスカル(男女ペア)、舵手つきフォア(男女2名ずつのチーム)の3種目が実施された。

 日本国内のレガッタは、JARA主催の場合、世界選手権、オリンピックの男子・女子、FISAジュニアの種目に準じている。さらに国体でのボート競技の開催により全国各地に漕艇場が創設され、1000メートルのレースであるが多くの参加者を集めている。また、日本特有のナックル・フォア艇(後述)によるレースが、全国各地の市民レガッタで実施され、老若男女を問わず、広くボート競技に親しまれている。

[宮越茂夫・日本ボート協会広報委員会・勝尾 聡 2022年2月18日]

レース艇の種類

現在使用されているレース艇は、すべて滑席艇である。ストロークのレンジ(長さ)を長くし、脚力を使って強い漕ぎができるよう、足の屈伸によりシートが前後に移動する構造である。また艇外板の作り方により、シェル艇(shell:貝殻の楕円(だえん)のような艇外形)とナックル艇(knuckle:手の甲状の艇外形)の2種がある。

 シェル艇は、耐久性やバランスのとりにくさをある程度犠牲にしても、スピードが出やすいようつくられた艇種である。外板を滑らかにして摩擦抵抗を減らし、艇幅を狭くして造波抵抗を減らし、重量をできる限り軽くするなど、造船技術の粋が尽くされている。1980年ごろから、FRP(グラスファイバー)やケブラー繊維・炭素繊維などの新素材が開発されるようになり、強くて軽く、外板がより滑らかな艇が続々と導入され、木製艇は姿を消した。

 ボート競技では本来、自艇参加が望ましいが、日本では、普及のために製作費の軽減を図って、一部のレース艇を規格艇と定めている。

 ナックル艇は日本独特の舵手つき4人漕ぎ艇(2人漕ぎ艇、6人漕ぎ艇もある)で、手の甲のような艇外形のため安定性が高く、ボート初心者にとって欠かせない艇として広く普及していた。かつて国体ほか地方大会でもっとも普及していたが、国際競技につながらず、規格艇が普及したことから、公式レース艇の役割を終了した。なお、規格艇を除くレース艇およびオールは、重量を除き、形状、大きさ、艇体の材質と作り方などに特別の制限はつけられていない。

[宮越茂夫・日本ボート協会広報委員会・勝尾 聡 2019年12月13日]

レースコース

日本国内での正式レースは、JARAの定めたコース規格・条件を満たすコースで行われなければ、記録は公認されない。とくに国際級のレースを開催するには厳しい規制がある。具体的には、競漕レーンの長さは直線2000メートル、スタート前、ゴール後にはそれぞれ100メートルの自由水域を設けなければならない。レーン数は6~8レーン、レーン幅は12.5~15メートル、レーンの外側と各境界には10~12.5メートルごとにブイを設ける、レーンの水深は2メートル以上、静水で流れのないことを原則とする、などの細かな点まで決められている。このほか競技者が公平・安全に競漕を行うことができ、審判が公正な判定を速やかに下せるよう施設・標識なども規制されている。

 2020年のオリンピック・東京大会(2021年開催)のボート競技のために新設された「海の森水上競技場」は、建設費、東京湾内・埋立地間の水域という立地などについて、疑問点も指摘されたが、国際基準をクリアする世界トップクラスのコースになっている(全長:2335メートル、全幅:198メートル、水深:6メートル、レーン数:8レーン、レーン幅:12.5メートル)。

 これまで国内主要大会を開催してきたコースは、埼玉県の戸田漕艇場(戸田ボートコース)である。1940年10月、アムステルダムに次いで、世界で2番目に出現した純然たる静水コースで、戦後になって改装工事が施され、1964年(昭和39)のオリンピック・東京大会の会場となった。以後、ボートの聖地として親しまれてきた。宮城県の長沼A級ボートコース(8レーン。1998年4月国際規格コース認定)、岐阜県の木曽三川(きそさんせん)公園コース(8レーン。2005年アジア初の世界選手権開催)、広島県の芦田川(あしだがわ)漕艇場(6レーン。1994年広島アジア大会開催)も、距離2000メートルのA級ボートコースとして整備されている。

 国内コースは国際コース規格に準じJARAが公認するものであるが、日本の地理的条件や普及目的も考慮して、1000メートル、1500メートルのコースも公認されている。国体ほか各種レガッタが開催されるごとに、年々よいコースが誕生している。

[宮越茂夫・日本ボート協会広報委員会・勝尾 聡 2022年2月18日]

レースの見どころ

ボート競技は、速く漕ぎきった者が勝ち、という力の競技であり、ルール自体は単純明快である。他艇を妨げることなく、定められた競漕レーンを、より早くゴールラインに達した艇が勝者である。レースの見どころは、漕ぎ方の巧拙、ブレードワークの力強さ、両舷のバランス、各漕手のユニフォーミティなど、見るべきポイントは少なくない。観戦には双眼鏡を携えれば便利である。

[宮越茂夫・日本ボート協会広報委員会・勝尾 聡 2019年12月13日]


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