ボルガ=バルト水路(読み)ボルガ=バルトすいろ(英語表記)Volgo-Baltijskij Vodnyj Put'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボルガ=バルト水路」の意味・わかりやすい解説

ボルガ=バルト水路
ボルガ=バルトすいろ
Volgo-Baltijskij Vodnyj Put'

旧称マリーインスキー水路。ロシア北西部,ボルガ川バルト海を結ぶ水路。全長 1128km。バルト海岸のサンクトペテルブルグに始り,ネバ川をさかのぼり,ラドガ湖-スビリ川-オネガ湖 (南岸に沿ってバイパス運河がある) -ブイテグラ川-マリーインスキー運河-コブジャ川-ベロエコー運河-シェクスナ川-ルイビンスク人造湖にいたる。白海=バルト海運河 (1933) ,ボルガ=ドン運河 (52) 建設により,水路の重要性は増大し,1964年大改修が行われてさらに多くの船が利用するようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android