ホラズム人民ソビエト共和国(読み)ほらずむじんみんそびえときょうわこく

世界大百科事典(旧版)内のホラズム人民ソビエト共和国の言及

【ウズベキスタン】より

…20年以降は,ヒバ,ブハラ両ハーン国の地域を拠点とする農民のバスマチ運動との戦いがつづいた。ヒバ・ハーン国では18年トルクメンのジュナイド・ハーンが独裁をしき,ウズベク農民を抑圧していたが,革命によって20年4月ホラズム人民ソビエト共和国が成立,23年10月に社会主義共和国となった。ブハラ・ハーン国でも20年夏の革命によって青年ブハラ党が政権をとり,10月にブハラ人民ソビエト共和国,24年9月ブハラ・ソビエト社会主義共和国となった。…

【カラカルパクスタン[自治共和国]】より

…ロシアとヒバに分断されたそれぞれの地域において,植民地的な収奪と封建的な収奪はともに過酷であり,第1次大戦中の1916年,ロシア領中央アジア全体をゆるがした大反乱にはカラカルパク人も参加しているが敗北に終わった。17‐20年の革命と内戦の時期には,植民者である都市のロシア人に依拠するソビエト革命派,反革命派,アジア系住民に依拠するバスマチ運動とヒバのハーンの四つ巴の争いが展開されたが,20年にヒバのハーンが打倒されてホラズム人民ソビエト共和国が成立した。また,ジュナイド・ハーン等に率いられたバスマチ運動の執拗な抵抗も30年代初めまでに鎮圧されて,ソビエト革命派の勝利となった。…

※「ホラズム人民ソビエト共和国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android