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シリア西部,オロンテス川東岸の都市。ヒムスḤimṣともよばれる。人口80万(2004)。同名県の県都。町の起源は古く,5000年前にさかのぼるともいわれ,古代セム系民族のバアル神殿の所在地であった。ローマ時代にはエメサEmesaとして知られた。637年アラブ・イスラム軍が無血入城し,以後,ウマイヤ朝,アッバース朝,アイユーブ朝など支配者は変転したが,小麦,大麦,ブドウなどを栽培する肥沃な平野部の商業中心地としての町の性格は変わらなかった。近年は石油精製,製粉,肥料,綿・絹織物,食品加工などの製造業が行われる工業都市でもある。イラクのキルクーク油田およびシリアの油田からの送油管が通過している。
執筆者:木村 喜博
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…信徒はイスラム法の解釈についてこれら個々の法学者に直接質問し,指示を仰ぎ,密接な関係をもつ。信徒は所得に応じ〈五分の一税(ホムスkhoms)〉を彼らに差し出す。【加賀谷 寛】。…
※「ホムス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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