普及版 字通 「ホウ(ハウ)(漢字)」の読み・字形・画数・意味
10画
[字形] 形声
声符は(平)(へい)。〔広雅、釈詁四〕に「聲なり」とあり、もののうちあう音をいう。石のうちあう音、石があたる音、崩落する音などをいい、擬声的な語であろう。
[訓義]
1. ものの音、もののうちあう音。
2. おちる音、ひびく音。
3. 大きな音。
[古辞書の訓]
〔立〕 キシル 〔字鏡集〕 カマビスシ・クダク・サク
[熟語]
隠▶・▶・撃▶・▶・轟▶・然▶・湃▶・▶・磅▶・▶・朗▶
[下接語]
・霆・・雷
20画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は旁(ぼう)。旁はさかんなものをいう形況の語。〔説文〕十上に「馬んなるなり」とあり、のように用いる。〔説文〕に「詩に曰く、四牡たり」の句を引くが、〔詩、小雅、北山〕〔詩、魯頌、〕にいずれも「彭彭」に作る。〔玉〕に「は馬の行く貌なり」とあり、〔三家詩〕による。
[訓義]
1. 馬のさかんなさま。
2. 馬のすすみゆくさま。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ムマノユク
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報