(読み)ぺ

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【平和】より


[文化の中心と周辺における平和観の相違]
ところで,平和の観念は時代とともに変化する。今日では,〈協定の締結pactum〉および〈戦争の不在absentia belli〉という意味でのパクスが英語のピースpeace,フランス語のペpaixなどとなって,理論的にも,実践的にも支配的な観念として世界に広まっている。ベルサイユの平和,ヤルタの平和にみられるように,外交官ないし政治家は,戦争にまでいたった国家間の特定の敵対関係を終結させるための協定締結に努力し,戦争のない状態を実現したとき,それを平和と呼ぶ。…

※「ペ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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