ペニンシュラ汽船会社(読み)ぺにんしゅらきせんがいしゃ

世界大百科事典(旧版)内のペニンシュラ汽船会社の言及

【P & O汽船[会社]】より

…海運業の生成発達の基盤となったイギリス貿易航路を地盤に,1822年にアンダーソンArthur AndersonとウィルコックスBrodie McGhie Willcoxの2人が創設した船会社を始まりとする。この船会社は35年にペニンシュラ汽船会社という社名でイングランドとスペイン間に汽船による定期運航サービスを開設し,4年後の39年には現在の社名でジブラルタルとアレキサンドリア間に定期航路を開設した。その後インド洋地域の定期航路の開設に向かい,43年のスエズ地峡を経由するカルカッタ航路を皮切りに次々に定期航路網を広げ,69年のスエズ運河開通でこれら東洋の定期航路網とヨーロッパの定期航路網とが直接接続されるに及んで,同社は世界最大手の定期船会社となった。…

※「ペニンシュラ汽船会社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android