ペテルゴーフ宮殿(読み)ぺてるごーふきゅうでん

世界大百科事典(旧版)内のペテルゴーフ宮殿の言及

【宮殿】より

…さらに,当時のバロック的造形が加わり,奥行き73mの〈鏡の間〉に示される大装飾空間,ル・ノートル設計のフランス式庭園などが,けんらん豪華な建築空間全体に彩りを添えている。ベルサイユ宮殿はたちまちにしてヨーロッパ各国の宮殿のモデルとなり,ウィーン郊外のシェーンブルン宮殿(1696‐1713)やペテルブルグ郊外のペテルゴーフ宮殿(現,ペトロドボレツ宮殿。1745‐53),ポツダムのサンスーシ宮殿(1745‐47)などが相次いで造営される。…

【サンクト・ペテルブルグ】より

…モスクワに次ぐロシア連邦第2の大都市。バルト海の東,フィンランド湾奥のネバ川河口のデルタ地帯に位置し,モスクワの北西約650kmにある。市の総面積606.8km2(郊外を含めると1400km2)のうち約10分の1の58km2が水面で,文字通りの〈水の都〉である。市の人口は445万6000(1994)。人口100万以上の世界の大都市のうち最北に位置している。北緯59゜58′にあり,アラスカ南部と等しく,夏季は昼が長い。…

※「ペテルゴーフ宮殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」