ベルリーニ

精選版 日本国語大辞典 「ベルリーニ」の意味・読み・例文・類語

ベルリーニ

⸨ベッリーニ・ベリーニ⸩
[一] (Gentile Bellini ジェンティーレ━) イタリアの画家。ヤコポ=ベルリーニの長男。主にベネチアで活躍。肖像画・宗教画を多く描き、ベネチア派の確立に寄与。(一四二九頃‐一五〇七
[二] (Giovanni Bellini ジョバンニ━) 一六世紀のイタリアの画家。ヤコポ=ベルリーニの子で、ジェンティーレの弟。ベネチア派独得の豊麗な様式を確立。代表作「聖母子」「ペーザロ祭壇画」。(一四三〇頃‐一五一六
[三] (Jacopo Bellini ヤコポ━) 一五世紀のイタリアの画家。ベネチア派の始祖。ジェンティーレおよびジョバンニの父。ビザンチン様式および国際ゴシック様式を基礎に、新しい写実性・色彩感覚を表現。代表作「聖母子」。(一四〇〇頃‐七〇頃
[四] (Vincenzo Bellini ビンチェンツォ━) イタリアの作曲家。ベルカント唱法を生かしたオペラを多数作曲。代表作「海賊」「夢遊病の女」。(一八〇一‐三五

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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