日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ベル(John Bell)べるJohn Bell(1763―1820) イギリスの解剖学者。C・ベルの兄。エジンバラに生まれ、1779年エジンバラ大学を卒業。その後、各地を旅行してエジンバラに戻り、同大学の解剖学、外科学、産科学の教授となった。絵画をよくし、弟チャールズとともに著した『人体解剖学』Anatomy(全3巻、1793~1802)には自ら挿図を描いた。1801~1807年に刊行された『外科学原理』Principles of Surgery(全3巻)は広く読まれた。[大鳥蘭三郎][参照項目] | ベル 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例