ベイシー(読み)べいしー(英語表記)Count Basie

デジタル大辞泉 「ベイシー」の意味・読み・例文・類語

ベイシー(Count Basie)

[1904~1984]米国ジャズピアニスト・バンドリーダー。本名ウィリアム=ベイシー(William Basie)。黒人の間に生まれたジャズを白人社会にも広め、エリントンと並んでスイングジャズ黄金時代を築いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ベイシー」の意味・読み・例文・類語

ベイシー

(Count Basie カウント━) アメリカのジャズピアニスト、バンドリーダー。一九三〇年代からスイング名手として活躍自己オーケストラを率いて長く活躍した。(一九〇四‐八四

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベイシー」の意味・わかりやすい解説

ベイシー
べいしー
Count Basie
(1904―1984)

アメリカのジャズ・ピアノ奏者、バンド・リーダー。ニュー・ジャージー州生まれ。1929年カンザス・シティのベニー・モーテン楽団に参加。35年モーテンの死後その楽団のメンバーを含んで自身の楽団を結成。36年ニューヨークに進出して成功。みごとにスイングする簡潔な独自のスタイルをもち、楽団には多くの名手が去来した。デューク・エリントンと並ぶ大編成楽団ジャズの巨匠

青木 啓]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android