ヘーゼルナッツ

百科事典マイペディア 「ヘーゼルナッツ」の意味・わかりやすい解説

ヘーゼルナッツ

ハシバミ果実。ふつう西洋種(セイヨウハシバミ)の果実をさす。直径2cmぐらいの球形または卵形の堅果で,殻は薄く中の白い仁を食用にする。主産地はトルコ,イタリア,スペインなど。いって洋酒のつまみ,デザート,菓子の材料などにする。

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栄養・生化学辞典 「ヘーゼルナッツ」の解説

ヘーゼルナッツ

 [Corylus avellana].ブナ目カバノキ科ツノハシバミ属の落葉低木の種子で,ハシバミといわれるもの.製菓に使われる.

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精選版 日本国語大辞典 「ヘーゼルナッツ」の意味・読み・例文・類語

ヘーゼル‐ナッツ

〘名〙 (hazelnut から) 西洋榛(せいようはしばみ)の果実。食用。形はドングリに似る。

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デジタル大辞泉 「ヘーゼルナッツ」の意味・読み・例文・類語

ヘーゼルナッツ(hazelnut)

セイヨウハシバミの果実。食用。形はドングリに似る。ノワゼット

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世界大百科事典 第2版 「ヘーゼルナッツ」の意味・わかりやすい解説

ヘーゼルナッツ【hazel nut】

低木性落葉樹のカバノキ科ハシバミ類の食用にされる堅果をいう。ハシバミ類で果実をつつむが短いものをヘーゼルhazel,長いものをフィルバートfilbertと欧米では区別して呼ぶことがある。また前者は野生種,後者は栽培品種として区別されることもある。ハシバミ類は北半球に15種ほどが分布する。日本にはハシバミとツノハシバミの2種が分布するが,どちらも経済栽培は見られない。果樹として重要なものはセイヨウハシバミCorylus avellana L.(英名common hazel,European hazel)で,アジア西部からヨーロッパに原生し,トルコ,イタリア,スペイン,北アメリカが主産国である。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘーゼルナッツ」の意味・わかりやすい解説

ヘーゼルナッツ

ツノハシバミ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内のヘーゼルナッツの言及

【カバノキ[科]】より

… シデ類やアサダの材は器具,家具などに,シラカバなどの柔らかい材は民芸品やマッチの軸木,パルプなどに用いられる。ハシバミ属の果実は食用となる(ヘーゼル・ナッツ)。根粒をもつヤシャブシ類は裸地斜面の砂防用に植えられる。…

※「ヘーゼルナッツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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