プーノ(英語表記)Puno

デジタル大辞泉 「プーノ」の意味・読み・例文・類語

プーノ(Puno)

ペルー南部の都市。プーノ県の県都アンデス山脈中央部、チチカカ湖畔に位置する。標高3827メートル。チチカカ湖の島々周辺の先インカ期、インカ帝国時代の遺跡への観光拠点になっている。プノ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「プーノ」の意味・わかりやすい解説

プーノ
Puno

ペルー南東部ボリビアと接する県。面積7万1999km2,人口128万0555(2003)。県都はプーノ(人口11万。2003)。北部オリエンタル山脈通り,その北はアマゾン川の低地となるが,大部分オクシデンタル山脈との間の標高3500~4000mの高原で,県内の河川は東部のチチカカ湖に注ぐ。人口は比較的多いが,ペルーでは最も後進的な県の一つで,インディオジャガイモ大麦などの自給的農業を行い,リャマ,アルパカ,羊の放牧をしている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のプーノの言及

【チチカカ[湖]】より

…南アメリカ,ペルー・ボリビア両国にまたがるアンデス山脈中の高原アルチプラノ上に位置する淡水湖で,第三紀末の地殻運動によって生じた。位置は南緯15゜14′~16゜35′,西経68゜37′~70゜02′。湖面標高は1918年から66年までの平均で3808.22m。面積は8171km2(高水時)。ただし湖面標高は季節によって,また年々変化し,その幅は最大で3~4mに達する。遠浅な湖岸平野が発達しているため,水位が1m変化すると湖の面積は約250km2も変わる。…

※「プーノ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android