プラティーハーラ王国(読み)プラティーハーラおうこく(英語表記)Pratihara

旺文社世界史事典 三訂版 「プラティーハーラ王国」の解説

プラティーハーラ王国
プラティーハーラおうこく
Pratihara

8〜11世紀に北インドを支配したラージプート諸王朝の1つ
インダス川流域のシンドを占領したイスラーム勢力の東進を食い止め,ベンガルのパーラ朝デカン高原ラーシュトラクータ朝争い,北インドのカナウジに遷都した。ボージャ1世(在位836 (ごろ) 〜885 (ごろ) )の時代最盛期だったが,10世紀には弱体化し,1018年にガズナ朝マフムードによってカナウジが占領されて衰退した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android