ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブレッソン」の意味・わかりやすい解説
ブレッソン
Bresson, Robert
[没]1999.12.18. フランス,ウールエロアール
フランスの映画監督。ルネ・クレールの助監督を経て,長編第1作『罪の天使たち』Les Anges du péché (1943) を発表。寡作であったが,端正なフォルムによる映像美の追究により孤高の作家として高い評価を受けた。おもな作品として『田舎司祭の日記』Le Journal d'un curé de campagne (50) ,『抵抗』Un Condamné à mort s'est échappé (56,カンヌ国際映画祭監督賞) ,『バルタザールどこへ行く』Au hasard Balthazar (66) などがある。
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