旺文社世界史事典 三訂版 の解説
ブレスト−リトフスク条約
ブレスト−リトフスクじょうやく
Treaty of Brest-Litovsk
十一月革命によって政権を握ったソヴィエト政府は,戦争中止を望み,ポーランド・ウクライナ・フィンランドの独立承認,バルト海沿岸の放棄,賠償金など過大な譲歩をして調印。英米仏日の干渉戦争を招いた。しかし間もなくドイツ革命の勃発によって条約の無効が宣言され,ヴェルサイユ条約で確認された。
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