ブレスト・リトフスク(読み)ぶれすとりとふすく(英語表記)Брест‐Литовск/Brest-Litovsk

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブレスト・リトフスク」の意味・わかりやすい解説

ブレスト・リトフスク
ぶれすとりとふすく
Брест‐Литовск/Brest-Litovsk

ベラルーシ白ロシア共和国の都市ブレスト旧称

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のブレスト・リトフスクの言及

【ブレスト】より

…名前は付近のニレの木,あるいは古代経済で重要な役割を果たしたシラカバの樹皮に由来するといわれる。14世紀にリトアニアの支配下に入り,その後1921年までリトアニアの名をとってブレスト・リトフスクBrest‐Litovsk,1921‐39年ブレスト・ナド・ブーゴム,39年現名に改称。と呼ばれた。…

【ブレスト・リトフスク条約】より

…1917年のロシア革命で成立したレーニン政権が,18年3月3日にドイツ,オーストリア・ハンガリー二重帝国,ブルガリア,トルコとブレスト・リトフスクで締結した講和条約。ソ連邦の前身であるソビエト国家が初めて結んだ条約であること,交渉においてソビエト側が公開外交,全面民主講和,ヨーロッパの革命,民族自決権などの一連のロシア革命の目的を追求したこと,最終的に中欧4国側の提示する条件での単独講和条約案を受諾することを余儀なくされ,連立政権を構成していた左派エス・エル党の離脱のみならず,ボリシェビキ党内に未曾有の分裂の危機を招いたことなどで特に有名である。…

※「ブレスト・リトフスク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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