ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブルーノ[ケルン]」の意味・わかりやすい解説
ブルーノ[ケルン]
Bruno von Köln
[没]1101.10.6. ラトーレ
ドイツのカトリック聖職者。聖人。カルトゥジオ修道会創立者。ケルンとランス,さらにツールのベレンガリウスのもとで学び,ケルンで司祭となった。 1057年ランスの聖堂付き学院長。新大司教の悪行を告発し,76年逃亡。 80年教皇から内示されたランス大司教位を辞し,84年6人の同志とグルノーブル近郊の山中にカルトゥジオ修道会を創立。 90年かつての弟子であった教皇ウルバヌス2世からローマに呼ばれ,レッジオ大司教位を与えられたがこれも断り,カラブリアのラトーレの荒野に新修道院を創建。
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