ブラウエ・ライター(読み)ブラウエライター

百科事典マイペディア 「ブラウエ・ライター」の意味・わかりやすい解説

ブラウエ・ライター

〈青騎士〉と訳されるドイツ語。ブリュッケに続くドイツ近代絵画史上の重要な運動で,表現主義一翼をになった。1911年カンディンスキーマルクによってミュンヘンで結成され,のちクレーも参加。1912年からは雑誌《ブラウエ・ライター》を刊行。またシェーンベルクウェーベルンベルクらの音楽家も協力した。原始美術や民衆美術への強い関心とともに,色彩によるリリックな抽象芸術への傾斜を示し,ドローネーオルフィスム共鳴。展覧会にはブリュッケの画家をはじめ,H.ルソーピカソブラックブラマンクマレービチら当時の前衛芸術家を幅広く招待した。
→関連項目アルプミュンヘン

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブラウエ・ライター」の意味・わかりやすい解説

ブラウエ・ライター

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