ブライアン フリーマントル(英語表記)Brian Freemantle

現代外国人名録2016 の解説

ブライアン フリーマントル
Brian Freemantle

職業・肩書
作家

国籍
英国

生年月日
1936年

出生地
サウザンプトン

別名
筆名=ウィンチェスター,ジャック〈Winchester,Jack〉, エバンズ,ジョナサン, マクスウェル,ジョン〈Maxwell,John〉

経歴
高校卒業後に雑用ボーイとして地元の新聞社入り。間もなく記者となり、23歳の時に中央紙入りを果たす。1961年より「デイリー・エクスプレス」「デイリー・メール」紙の外信部で活躍。この間、ベトナム戦争の際96人の戦争孤児の緊急救出作戦で活躍、その名を轟かせた。’73年外信部長時代に通勤電車内で書き上げたスパイ小説「別れを告げに来た男」で作家としてデビュー。’75年職業作家として独立。以来、「消されかけた男」をはじめとする英国情報部員〈チャーリー・マフィン〉シリーズ、米露捜査官コンビの〈ダニーロフ&カウリー〉シリーズ、ユーロポール心理分析官の〈クローディーン・カーター〉シリーズなどで人気を博す。また、ジャック・ウィンチェスター、ジョナサン・エバンズなどの筆名でジャーナリストとしての経験を生かしながら、数多くのスパイ小説やノンフィクションを執筆。他の著書に「バウンティ号叛乱」「暗殺者を愛した女」「十二の秘密指令」「ハイジャック」「裏切り」、ノンフィクション「KGB」「CIA」「FIX」「ネームドロッパー」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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