ドイツ中部,ヘッセン州の都市。人口5万6400(1983)。繊維産業,ゴム製品生産が行われる。ウェーザー川支流のフルダ川が流れる。歴史は古く,ゲルマン人のキリスト教化のためにボニファティウスが8世紀中葉に建てたベネディクト会修道院(フルダ修道院)が中心になって発展した。今日の大聖堂St.Salvator und Bonifatiusは,それまでの修道院教会のあとに,1704-12年ヨハン・ディーンツェンホーファーがイタリアのバロック建築を手本にして造営したもの。同じくJ.ディーンツェンホーファーとイタリア人建築家によって建てられた修道院長城館も,壮麗なオランジュリーや庭園彫刻とともにこのバロック時代を飾るものである。ほかに,ミヒャエル礼拝堂(ロマネスク様式)やセウェリン教会(末期ゴシック様式)等がある。
執筆者:勝 國興
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新