日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 フリードリヒ・ウィルヘルム(2世)ふりーどりひうぃるへるむFriedrich Wilhelm Ⅱ(1744―1797) プロイセン国王(在位1786~97)。「大王」フリードリヒ2世の甥(おい)。フランス革命に際しオーストリアと同盟して革命に干渉したが、形勢が不利になると1795年バーゼルで単独講和を結んで戦線を離脱、他方第二次、第三次のポーランド分割に加わってポーランドを滅亡させた。内政はウェルナーらの寵臣(ちょうしん)に動かされて反動政治を行っている。[坂井榮八郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例